旅日記!

☆成田航一の旅日記!
☆成田航一の旅の想い出!
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 3月18日(土)     福岡遠征の旅!
いよいよ福岡遠征の旅がスタートした。
今回利用の飛行機はANA213便のB767-300だ。
213便は7時15分の出発なので、混雑を避けて早々にセキュリティー検査を済ませた。前回の仙台遠征では、検査場が大混雑して出発が大幅に遅れてしまった。今回は遅れもなく、定刻に出発する事ができた。
今回のセントレアの使用滑走路はRWY36、風向360度で7ノット(3.5m)の風が吹いていた。ベストの風で視程も15kmで良好だ。
飛行機は7時17分9番ゲートを離れた。アフター・スタートエンジンチェックを行い、7時22分ランプアウト…いよいよ滑走路へと向かう。
離陸方式はローリング・テイクオフで、機体は7時29分地上を離れ大空へ…
今回の飛行高度は30,000フィート(9,140m)だが、低気圧の接近のためか雲の中間層を飛行していた。飛行中は所々で小刻みに揺れていたが、サービスには支障がない程度で、快適な空の旅を楽しむ事が出来た。定刻の8時40分福岡空港に到着した。
福岡は雨で、予定していた写真撮影を断念して、仲間と一緒に福岡市内へドライブに出掛ける事にした。折角来たのだから、と言う事で福岡タワーに昇って見る事に…土曜日なのに訪れる人は少ない。やはり雨が影響しているのだろうか…
空港へは少し早めに戻り、夕飯を食べながら飛行機の話で盛り上がった。
今回の旅の目的は、写真撮影とゴールドジェットに乗る事だが、運良く就航便の予定はゴールドジェットのと事、確認の為到着機を窓越し見てみると、目の前には間違いなくゴールドカラーが…あまりの嬉しさに、ある事に気がつかずに飛行機に搭乗してしまい、後から後悔する羽目に…
今回乗る飛行機は、ANAが次期小型主力機として導入したB737-700型だ。
ANAはB737-700を45機も発注しているが、ゴールドジェットは最初の2機のみで、3号機からは通常のトリトンブルーになる。
今回のゴールドジェットは、名古屋地方の名所を取り入れて、「金シャチ号」の愛称名を付けられた。この飛行機の特長は大きなウイングレットを装備した事にある。
ボーディング開始がはじまり、直ぐにCAさんの所へ…今回の旅の目的を告げて、サイン帳(ノート)を手渡した。CAさんの「喜んで書かせて貰います」の笑顔に「宜しくお願いします」とお辞儀をして拘りの8Kの席へ着く。(エンジンの横)
飛行機は定刻より5分遅れで出発したが、先に出発したJAL便は何と1時間も遅れていた。しかし何故そんなに遅れたのか疑問?
20時57分中部国際空港に到着したが、予定の9番から最も遠い2番にゲートに変更された…これには少々お笑いだ(^^)
2番ゲートから出口までは、6基の動く歩道を乗り継ぎ、国内線では最も遠いゲートだ。
これで今回の旅は終了の筈だった…処が???右手に持ってる手提げ袋が、中袋の手提げで、お土産の入っていた外袋ではない?何処で袋から出したのか必死に思い出すが…手提げ袋の大きさに気がつかずに帰ってきてしまった。(><)
今回は最後に失敗したが、CAさんの素敵な笑顔に、旅の疲れを感じさせない湯意義な旅でした。又ゴールドジェットの絵葉書を頂きこの場を借りてお礼を言いたい。
3月18日の231便、236便のANAのクルーの皆さん有難うございました。いつか大空でお会いしましょう!good-day(^^)/
…kouichi…
 
※ローリング・テイクオフとは…滑走路に進入する時、停止せずに離陸滑走することを言います。乗客に違和感を与えずに離陸することが出来ます。
 
 
 
 3月7日(火)     今回の旅の感想!
今回の旅行は出発からつまずいた。飛行機がなんと20分も遅れてしまった。原因はセキュリティー検査場で大混雑した為だが、そのため、パイロットに大きな負担を負わせる事になっていたようだ。仙台空港で着陸の際、通常の着陸ポイントよりかなり中程で着地してしまった。本来なら何の問題が無い筈だが、20分の遅れのため、一番近い誘導路からの離脱を選んだのか、飛行機が急停止してしまった。そのため機内が一瞬ざわめき立ったが、運航上は別に支障はない。
何故20分も遅れてしまったのか?国内線の出発は7時15分からで、8時までの45分間に14便も出発する。提供座席数は2,192席だが、8割の搭乗率で計算すると、1,753人以上が利用することになる。ゲートは6箇所もあるが、一人20秒で計算すると、1時間で1,080人しか処理できない計算になる。私がチェックインカンターに6時半に着いたが、既に行列が出来ていた。私の飛行機は166席中165人が搭乗したが、私の横列のグループが一番ラストだった。話しによるとツアーとの事だが、後ろから急かされて汗ばんだそうだ。今回の遅れは処理能力不足が原因だが、利用者側も(特に旅行会社)早めにセキュリーティーを済ませる様に心掛けたい…
処で仙台駅からフェリー乗り場迄バスを利用する予定だったが、フェリー会社のパンフレットの案内と、バス停の時刻表が違っていた。その為信号待ちの間にバスが出発してしまった。私の確認ミスだが、電車もあるので慌てる事は無かったが、しかし降車した場所から乗り場まで、かなり離れていたのは驚いた。たとえ話だが、名古屋駅前で降りて、駅裏まで歩く距離かな…今回は想定外かも…
※今回の旅行は、大空と大海原を利用する、2つの世界を体験する旅だった。
是からも奇抜な旅は続きます…(^^)
 
 
 3月6日(月)     船上の旅2日目
旅先での目覚めは早い…5時に起床してお風呂に入る。どんな旅でも、お風呂と食事は楽しいひと時だ。湯船につかいながら暫し時を忘れる。今朝の日の出は6時17分だが、外はどんより暗い感じだ。今日の写真撮影は無理かも…一人つぶやく。風呂上りに冷たいお茶(無料)を飲みながら外を眺める。やはり雲が厚い…昨夜から電波状態が悪かった携帯電話に、1本のメールが届いた。名古屋の友人からだが、朝から雨が降っているとの事。昨日は送信エラーでメールができなかったが、今朝の1報は陸地が近い事を物語っている。今回仲間に沖合いからメールの送信を試みた。札幌・福島・愛知・岐阜・福岡の仲間に送信したが、電波状態が悪く、送信できず約束を果たせなかったのが残念…(><)
船は伊勢湾に入るあたりから速度を少し落とした。右に伊良湖岬、左に神島が見える。
このあたりで地元ラジオ局の、FMとよた(ラジオラブィート)に、携帯からメッセージを送信する。豊田の仲間達は聴いてくれているのだろうか…
7時から朝食と思いレストランへ行ったら7時半からとの事、急にお腹が空いてきた感じだ。8時にセントレアの沖を通過なので、ゆっくり食べる時間がない…しかし昼・夜・朝で、一番朝が食欲旺盛だ。ご飯の茶碗は大と中によそってあったが、無意識に大を取ってしまった。バイキングは体に悪いと呟きながら、大皿2枚に溢れるおかず…何故か3食の中で1番品数が多かった気がした…
食後急いでデッキに出て見たが、深い霧に包まれ空港は見る事が出きなかった。
気を取り成してモーニングコーヒーを楽しむ。ゆっくり時が流れた今回の旅!名港トリトンの下をくぐり、今回の旅はファイナルを迎える。
今回の旅で、21時間の船旅は長いと思うか…の質問には、私は楽しかったと答えたい。交通手段としてではなく、船旅を楽しむのなら、最高の贅沢な乗り物ではないだろうか…
 
 3月5日(日)     大空と大海原の旅!
いよいよ奇抜な旅が始まった。
宿泊したホテルの朝は早い。朝5時に目が覚めたが、既にクルーの身支度がが始まっているのか、水周りの音が聞こえてる。私も早々に準備を整える。モーニングは6時からだが、クルーは続々とチェックアウトしている。コンフォートホテルデでは、モーニングは無料なので、朝から少々食べ過ぎたかも…
朝食を済ませ、6時半にチェックインカンターに出向く。今日乗る飛行機は、7時30分発のANA365便仙台行きだ。機材はA320−200なので、迷わず21F席をゲットした。セキュリテー検査場を見ると、既に長蛇の列が出来ていたので早々に列に加わった。今回のゲートは2番なのでかなり遠い、動く歩道を4回も乗り継いでようやくたどり着いた。しかしこの後思わぬ事態が…定刻の7時半になっても空席が目立つ?クルーに尋ねると、今日は166席中165名で、ほぼ満席とのことだが空席が目立つ。話しによるとセキュリーティー検査場で、大混雑していて遅れているそうだ、空港サイドの改善が必要と思われる。
スタッフの叫び声が聞こえてきそうだ、飛行機は定刻より20分遅れでブロックアウトした。
今日の高度は33,000フィート(約1。0,000m)の予定。
離陸後の飛行ルートは、右旋回で、安城から豊田市北部を通過する。右眼下に豊田スタジアムが見える。南アルプスの上空を通過したのち、一路仙台へ向かう。途中富士山も眺めることができた。仙台空港への進入は海からなので、遠くに乗る船が見えていた。仙台空港から、9時5分のバスに飛び乗り仙台駅へ向かう。駅に到着後バス停に移動したが、何と信号1回待つ間に、1時間に1本のバスが出てしまった。次のバスを待つか判断に迷うが、危険を避けて電車で行く事にした。電車に乗って驚いたことに、ドアを手動で開け閉めになっている…時代遅れ?いや、不思議な事に、実に効率が良いのに驚いた。
いよいよフェーリーに乗り込む。
昨年ランチバイキングで体験済なので、戸惑う事は無かった。12時20分に岸壁を離れ、21時間のクルージングが始まった。船内で900円のランチバイキングを食べながら、外の景色を楽しむ。早い時間からお風呂に入り、今朝のバタバタを洗い流す。時がゆっくり過ぎていく、この雰囲気が最高だ。別に船の中で昼寝をしなくても良いのだが、時の流れに身を任せるのも船旅だ。デイナーは18時からで、旅の楽しみは食事にあり。デイナーは1,800円だが、満足のいくほど食べてしまった。20時から中国の楽器(楊琴)による生演奏を聞き、音楽に酔いしれる。寝る前に一風呂浴びて22時布団の中へ、一日が静かに幕を閉じる。
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Last updated: 2011/5/21

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