飛行機大好き!

飛行機豆知識!

☆はじめに!
飛行機を利用する時、目的は様々ですが、貴方は狭い機内で何をしていますか?
            特に長距離便では機内食が済むと、何もする事もなく苦痛に耐えながら到着を待っているのでは…
            飛行機は不思議な乗り物です。その不思議の紐を解いてください。そこには知らない事ばかり…
            この機会に是非飛行機を知り、楽しい旅にしませんか?この豆知識がお役に立てると嬉しいです。
 11      離陸滑走時に異音が聞こえる事が有るのはなぜ?(離陸編)
☆航空機は滑走路に正対した時、滑走路の中央の左右どちらかにずらします。
滑走路の中央には照明器具が埋め込まれているためですが、離陸滑走したときに、時々前輪(ノーズギア)が照明器具と接触する事があります。そのため物に当たったような感じがしますが、全く問題はありません。私も何回か体験しています。
更新日時:
2009/08/08
 12      ライト兄弟がセントレアで活躍(到着編)
空港に飛行機が進入する時、ビジュアルアプローチを除き、無線施設の上空を通過する。
最終旋回を終えて滑走路と正対した時、ローカライザー電波をキャッチした飛行機は、最終進入ポイントへ向う。
中部国際空港では、進入地点の無線施設に呼び名をつけているが、セントレアではライト兄弟の名前を付けている。
南側(RWY36)からの進入時には、ライト兄弟の兄のウイルバを、北からの進入時(RWY18)には弟のオービルの名前が付いている。
セントレアに着陸する全ての飛行機は、ライト兄弟の名前を聞きながら、最終ポイントへ向うのだ。セントレアでライト兄弟が活躍している事を、知らない人が多いのが残念だ。
更新日時:
2009/08/08
 13      運航乗務員の決まりごと〈運航編)
運航乗務員は、パイロットと航空機関士の2つだが、最近の航空機は機関士の仕事をコンピューターが行うので、機長と副操縦士の2名で運航される。
国際線では交代要員が1名又は2名乗務する。
交代要員が1名の場合は機長が乗務するが、2名の交代要員が乗務する場合は、各1名づつ乗務する。
機長はキャプテン、副操縦士はコ・パイと呼んでいる。コ・パイのコ=COは共同と言う意味。
@座席の決まりごと=通常は機長が左席、副操縦席は右席である。
A制服の決まりごと=機長は4本線、副操縦士は3本線である。
B食事の決まりごと=機長と副操縦士は、食中毒防止のため、同じ食事は食べられない。
C運航の決まりごと=操縦は機長が、無線は副操縦士が行う。
※離陸時の速度(80、V1、VR、V2)の読み上げは副操縦士が行う。
D点検の決まりごと=出発前の機体の点検は、必ず機長が行う。
 
更新日時:
2009/08/08
 14      客室乗務員の仕事(運航編)
★客室乗務員はFA(フライト・アテンダント)又はCA(キャビン・アテンダント)の呼ばれている。
客室乗務員の仕事は、大きく分けて3つある。
@保安要員(緊急時の対応)
Aサービス要員(食事やお客のお世話をする)
Bセールス要員(機内販売などを行う)
客室乗務員の配置は、機種ごとに決められているが、各ドアに1名づづ配置されている。
国際線の乗務では、交代要員も乗務するので、B747−400(通称ダッシュ400)では12名が基本になる。
左ドア担当は前から、L1、L2、L3、L4、L5、UL(2階席)
右ドア担当は前から、R1、R2、R3、R4、R5、UR〈2階席)
合計12名が配属する。
国際線では1名〜3名の交代要員が乗務する。
更新日時:
2009/08/08
 15      プリ・ブリーフィングとは!(プリ・フライト編)
★打ち合わせの意味で、出発前に必ず行われている
@CA&FAのブリーフィング(客室乗務員の打ち合わせ)
Aディスパッチ・ブリーフィング(運航管理者との打ち合わせ)
B合同ブリーフィング(乗務員の打ち合わせ)
更新日時:
2009/08/08
 16      フライトプランとは(プリ・フライト編)
★フライトプランとは、飛行計画の意味です。
@計器飛行を行う全ての航空機は、飛行計画書を作成して各機関に提出する。
A飛行計画書は、カンパニー(会社用)とATC(航空管制機関用)の2部作成する。
Bカンパニーは主に重量などを記載、ATCは航空路の予約を申請。
Cカンパニー用は、事前に予約された人数を元に作成される。
DATC用は、航空路の予約が取れたら、クリアランス(承認)される。
Eクリアランスは、航空管制機関のデリバリーが担当。
F航空機は出発準備が出来たら、デリバリーからフライトプランの承認を受ける。
Gカンパニーは、最終重量計算を行い内容をコクピットに送信する。
Hファイナルウエイト・マニフエストは、最後のお客がゲートを通過時に作成される。
I2つのフライトプランが成立すると、飛行機は出発出来る。
※映画フライとプランでは、親子が受付を行っているのに、娘が搭乗ゲートを通っていないと言う事だが、人数が合わないまま飛行機が出発する事は、通常考えられないことだ。
@チェックインカウンターで受付すると、座席の最終決定が行われる。
Aボーディング(搭乗)人数が受付人数と同じならOKだが、不足の場合は確認を行い、適切な対応しなくてはならない。
※場合によっては名前を場内で呼ばれる事もある。
更新日時:
2009/08/08
 17      搭乗記念に乗務員のサインが欲しい場合(機内編)
☆いつどの様にサインを貰うのか?
事前に希望があればサイン色紙がベストなのだが、何も用意が無い場合は、機内に備え付けの絵葉書に書いて貰う方法もある。あくまでもお願い程度にするのがエチケットです。短距離の場合は書けない事もあるので、無理押しをしないこと。
頼むタイミングは座席が決まったら、近くの担当者にお願いすると良い。
 
※近距離又は悪天候の時は無理なお願いはしないこと。
更新日時:
2009/08/08
 18      スッチーさんと一緒に記念撮影がしたい(機内編)
☆事前に希望があれば、最後尾の座席をお勧めします
到着後最後尾の人が降りるまで時間が掛かるので、最後尾のスッチーさんにお願いして見てください。通常2名配属されているので到着前に頼むと良い。
但しスッチーさんのみを撮ると嫌がるので、一緒に記念撮影を頼んで見てください。
 
※忙しい時などは諦めるべし。
更新日時:
2009/08/08
 19      スプリットとは…(航空管制編)
★航空管制機関で使用するデーター表である。
各管制機関の移行時に、データ表の札を次の管制機関に渡す。
(デリバリー)⇒(グランド)⇒(タワー)の順に移動させる。
スプリットには
@目的地空港〈4レターで表示)
A出発時刻(世界協定時刻)
B機種(B63)(B44)(B773)等
C飛行高度(FL240)(FL390)等
D出発経路
E移転経路
F待機高度(FL150)(120)
等が書かれている。
更新日時:
2009/08/08
 20      飛行機の離陸方式とは!(運航編)
★テイクオフ・メソッド!
@ノーマル・テイクオフ・メソッド(通常離陸方式)
機体が滑走路に正対したあと、ブレーキーをかけた状態で、エンジン推力を40%N1まで進め、エンジンが安定した後に、ブレーキーを放して離陸滑走開始、60ノット(111km)までに離陸推力にセットする方法です。
横風状態や、湿潤滑走路、雪氷滑走路などに有効な方法と言える。
ノーマル・テイクオフ・メソッドは、性能テストにも使用するため、一般的な離陸方式と言える。
※特長としてエンジンの音が大きくなり、機体が動き出した後に、もう一度エンジン音が大きくなり加速をする。
 
Aローリング・テイクオフ・メソッド(滑走離陸方式)
機体が滑走路に正対したあと、停止することなく離陸滑走を続けるか、又は滑走路上で停止しても、ブレーキーを開放したまま、エンジン推力を40%N1まで進め、エンジンが安定したことを確認してから、60ノット(111km)までに離陸推力をセットする方法です。
※停止せずに離陸滑走するため、スムーズに加速できる。又旅客に違和感を与えないなどの利点があるが注意点も多いため、ベテランのパイロットが行うことが多い。離陸推力にセットする方法は、ノーマルテイクオフと同じである。
※この方法は若干滑走路長が長くなるため、離陸に余裕がある時に有効とされている。
 
Bスタティック・テイクオフ・メソッド(静止離陸方式)
機体が滑走路に正対したあと、ブレーキーをかけたままで離陸推力にセットして、エンジンが安定したことを確認したのち、ブレーキーを放して離陸滑走を開始する。
※この方式の利点は滑走路長が短くなるが、急発進・急加速するため、旅客に違和感を与えてしまう。
※この方式は滑走路上が滑りやすい時には、使用できないなどの制約がある。
更新日時:
2009/08/08
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Last updated: 2010/12/5

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